SIG SAUER、実銃メーカー自ら統括するエアソフト製品を発表
今、ラスベガスで開催されているSHOT SHOWでも多数の製品を発表し、アメリカ陸軍でもP320がM17として制式採用されるなど勢いに乗っているSIG SAUER。
そんなSIGがプロトレーニング用としてSIG AIR ProForce エアソフトラインを立ち上げることを発表した。最初にエアガン化されるモデルはM17(P320)とP229であるという。
SIG SAUERはエアソフトではない、いわゆる空気銃のエアガンモデルをラインナップしているが、今回はエアソフトラインと銘打っておりプラスチックの6mmBB弾をCO2もしくはグリーンガスをソースとして使用するエアガンとなる。これらはトレーニング用が主目的の製品であるため、サバゲーなどで使用する遊戯銃としても販売がされるのかは不明である。
これに合わせて、SIG SAUERは銃器のデザインや商標に関し、他メーカーにライセンス供与はしないと発表。SIGのエアソフト部門にて開発、製造、エンジニアリング、流通販売を統括するとのことだ。
M17のエアガンと言えば、昨年の台湾でのエアソフト展示会「MOA Exhibition 2018」でWEがガスブローバックガンのプロトタイプを展示したが、SIGがライセンス供与はしないと発表したこともあり、エアソフトメーカーでの製品の刻印にどう影響してくるかは心配の種でもある。